PEOPLE
社員インタビュー
関わる方々からの感謝の言葉が
何よりの原動力
何よりの原動力
井村屋
生産
10年以上
2013年入社
H.N
仕事内容
現在は、生産管理部の主任として働いています。肉まん・あんまんなどの点心・デリ商品を担当しており、開発部が考えた新商品を製造ラインへ落とし込む際の設備導入を行っています。また、日々の生産工程において効率化を図る為に、既存設備の調整や、新規設備の導入をすることも私の役目です。
新商品は、開発部が試作室で作った商品が出来上がると、ラインテストといって工場の製造設備で要件を満たす製品が作れるかどうか試運転します。試作品を工場の機械で作ると、様々な問題が発生しますので、本生産に向けて、既存設備の改良を行ったり、新たな機械設備を買い揃えたりして本生産に臨みます。何度もラインテストを行う場合もありますし、どうしても工場での生産が難しい場合は、開発部に商品規格の見直しを行ってもらう場合もあります。要求される商品の実現を目指しながら、工場での生産性も視野にいれてラインを構築する必要があり、開発部と工場の橋渡しのような役割を担っています。
新商品は、開発部が試作室で作った商品が出来上がると、ラインテストといって工場の製造設備で要件を満たす製品が作れるかどうか試運転します。試作品を工場の機械で作ると、様々な問題が発生しますので、本生産に向けて、既存設備の改良を行ったり、新たな機械設備を買い揃えたりして本生産に臨みます。何度もラインテストを行う場合もありますし、どうしても工場での生産が難しい場合は、開発部に商品規格の見直しを行ってもらう場合もあります。要求される商品の実現を目指しながら、工場での生産性も視野にいれてラインを構築する必要があり、開発部と工場の橋渡しのような役割を担っています。
これまでに大変だったこと、またそれをどのように乗り越えたか
新商品のラインテストの際、製造ラインで具材が包みきれず、肉まんの形にできないという問題が起きたことがありました。ライン上で明らかにいつもと違う事象が起きており、柔らかすぎる具材が原因だと判明しました。規格の再調整をすることになりますが、単に固さを変えるといっても、理想とする味や食感が損なわれないようにする必要があります。開発部とともに、原料や配合を変えた硬さの異なる具材を何パターンかテストして、ようやく製造ラインでうまく包めるものができあがりました。実際に新商品を作る際はこのように想定外のことが起きてしまうこともあります。私たちは一つひとつの商品において、最適な製造環境や条件などを考慮して柔軟に対応していく力が求められます。
仕事のやりがいや魅力
普段から、工場現場の作業効率を上げることを意識していますが、新しく機械を導入した時に、現場作業者の方々から「作業効率が上がって便利になった」「使いやすい」などと褒めてもらうと嬉しく思います。生産管理部は、井村屋グループの心臓部ともいえる生産工場が日々安全に、滞りなく稼働するように努めています。
生産効率を上げる目標もありますが、コストとの兼ね合いもあるため、単に新しいものや便利なものをどんどん取り入れれば良いわけではありません。新しい設備の導入検討時は、機械を導入することで生産効率がどれだけ向上するか、メリット計算を事前に行います。それらを根拠に提案を行うと、設備の予算会議での導入検討に役立ちます。実際にメリット計算をしてみるとまったく採算が合わない、効果が期待できないということもあるため、どんなケースもまずは綿密な試算が重要となります。導入は毎回簡単なものではありませんが、自分が担当した設備がこの先何年も形として残り、生産を支える一翼を担えることは魅力です。
生産効率を上げる目標もありますが、コストとの兼ね合いもあるため、単に新しいものや便利なものをどんどん取り入れれば良いわけではありません。新しい設備の導入検討時は、機械を導入することで生産効率がどれだけ向上するか、メリット計算を事前に行います。それらを根拠に提案を行うと、設備の予算会議での導入検討に役立ちます。実際にメリット計算をしてみるとまったく採算が合わない、効果が期待できないということもあるため、どんなケースもまずは綿密な試算が重要となります。導入は毎回簡単なものではありませんが、自分が担当した設備がこの先何年も形として残り、生産を支える一翼を担えることは魅力です。
仕事において心がけていること
どんなときも相手の話を聞く姿勢や話しやすい雰囲気作りを心がけています。機械を導入する際は、私たち生産管理部が考えたものを一度、現場の上長や作業者の方々にも共有して、率直な意見をもらうようにしています。自分だけの考えで導入してしまうと、実際の現場では使いにくかった、なんてことも起こり得るので、導入前は、現場で実際に使う社員など、できるだけ多くの人を巻き込んで意見を取り入れるようにしています。また、普段からプライベートの話なども交えて、いろいろな人とフランクに話せる関係性を築くことも意識しています。仕事上、工場や開発、外部の機械メーカーの方など、さまざまな方に働きかけることが多いため、そういった人間関係の構築はとても大切です。
今後の挑戦
生産に関わるうえで、生産性の向上という観点は常に追求し続けていく必要があります。製造現場のDX化を促進し、生産ラインの自動化をさらに進めるのが私のミッションです。経営的な視点で考えても、工場の省人化は余計な人件費の削減だけでなく、人手不足の解消や作業者の負担軽減にも役立ちます。IoTやAIの活用により、スマート工場化が進めば、井村屋グループとしても新たな領域への挑戦の可能性が広がります。より良い生産環境を目指していくと、やりたいことは常に溢れるばかりです。私たちの仕事は、やればやるだけの効果が期待できるため、今後も一つひとつ優先順位を決めて、生産工場の強化を図っていきたいです。
最後に学生へメッセージをお願いします
学生生活はしっかり楽しむことも大切です。そして、心身ともに健やかな状態で、自分自身の将来について何が大切で、どうしていきたいのか、自由に考えを広げてほしいと思います。当社は開発職なら早い段階で担当商品を持ったり、生産管理職なら新たな設備導入を任せてもらえたり、若い時からいろいろなことに挑戦できる環境があります。もちろん、一任されているというプレッシャーはありますが、そのぶん達成感もあるでしょう。いろいろなことに挑戦したい方にとって、当社は最適な場所ではないかと思います。