PEOPLE
社員インタビュー

可能性の広がる調味料を通して、
かけがえのない「食」を支え続ける
井村屋フーズ
生産
7~9年
2015年入社
K.I

入社を決めた理由や決め手になったポイント

学生時代は農学部で、食に関して学ぶ機会が多くあり、人が生きていくうえで欠かせない「食」を扱う企業を志望するようになりました。調味料は、メイン料理にはなりませんが、様々な食品の味作りを支えており、結果的に家庭での料理の効率を上げることにもつながるなど、今後、可能性が広がっていくとも考えました。興味のある分野に関われることと、自分の生まれ育った東海圏で長く働けることも魅力となり、井村屋フーズへの想いが強まっていきました。

仕事内容

私の部署は主に、粉末スープなどに使われる調味料を製造する部門で、機械操作などを行うオペレーター業務をしています。その中でも、粉末を粒状にして、水に溶けやすい調味料を作る造粒部門を担当しており、1日における生産量は約6トンです。手順としては、機械の中に粉末を投入し、温風によって流動させながら、そこに液状の結着材を噴霧することで、粉末を顆粒化します。出来上がったらクラフト袋に充填して製品が完成します。造粒部門は3人1組でペアとなり、1人が機械を操作するオペレーター、2人は製品を充填包装する補助者として生産にあたります。私はオペレーターとして、現場の状況を確認しながら生産の管理をしています。

仕事において心がけていること

私たちは、品質を保ちながら、生産計画に沿った生産量を確保することが務めです。機械トラブル等があると目標数字が達成できなくなってしまうため、常に先を見据えて、トラブルの発生も想定しながら、作業を進めていかなくてはなりません。出来ることは先に済ませ、心に余裕を持たせることも大切です。例えば、1つの製品の生産が終わった後に、次に生産する原料の確認を行うのが一般的な流れですが、可能であれば、隙間時間やタイミングを見て同時進行的にマルチに確認作業を進めていくなど、時間に余裕を持たせるための工夫をしています。その結果、計画していた時間よりも早く目標数をクリアできる場合もあります。優先順位を決めながら、効率よく仕事を進められた時に、やりがいと達成感を感じます。

仕事を行う上で大変だと感じること

機械で製造しているため、ある程度の品質は一定に保たれていますが、装置内の粉末の加湿状態が強くなり過ぎ、固まってしまう現象(ブロッキング)など、品質が不安定になる場合があります。そのような状態になることを防ぐために、外気の温度や湿度を考慮した上で、粉末を流動させるための温風量の調整を行っています。これには職人的感覚も多少必要になるため、経験を重ねるしかありません。また、原料の特徴によって、生産工程の調整が必要になる場合があります。例えば、塩分濃度の高い粉末醤油などは、機械の小さな部品や受け皿などに原料が詰まる場合がある為、あらかじめ洗浄工程を設計段階から取り入れて、生産オペレーションを組み立てています。

井村屋フーズの魅力

井村屋フーズの製造工場では最新の機械を多く導入しており、お客様の要望に応じて、様々な商品を提案できることが魅力です。液体から粉末化し、それをさらに粒状にすることも可能です。最後は流通規格の小袋充填までできるため、一貫生産が可能なことも強みです。また、共に製品を作り上げるメンバーはとても仲が良く、チームワークを大切にして働くことができます。プライベートで遊びに行くこともあり、近くの海に皆で出掛けたこともあります。普段からコミュニケーションがとれていると、仕事でもいろいろと相談しやすい為、風通しのいい職場であると感じています。

最後に学生へメッセージをお願いします

生産部門だけでなく、営業開発や管理部門への異動の機会も多いため、いろいろなことに挑戦できる環境があります。チャレンジ精神が旺盛な方は大歓迎ですし、「やりたい!」と声をあげれば基本的にはどんなことも背中を押してくれる社風です。当社の仕事に興味を持ってくれた方の入社をお待ちしています。

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