PEOPLE
社員インタビュー

海外市場に
より多くの商品を届けたい
井村屋グループ
バックオフィス
7~9年
2016年入社
S.K

入社を決めた理由や決め手になったポイント

学生時代は、農学部の生物環境学科で主に無機化学について学びました。入学当初は漠然と食品関連の研究職に就くことを考えていましたが、ニュージーランドへの留学を機に営業職を志望するようになりました。ニュージーランドで多くの人と交流を持つ中で、社交性が養われ、人との会話が好きになったことが影響したと思います。また、井村屋グループは中国、アメリカ、マレーシアの4カ国に拠点があります。食品の営業職に携われることと、海外展開をしていることに魅力を感じたことが、最終的に入社の決め手となりました。

仕事内容

井村屋グループの海外貿易室にて、国内で製造した当社の商品を、海外のお客様に届ける仕事をしています。具体的には、国内外の貿易商社様、小売業様に商品提案を行い、商品の導入が決まった際には輸出までの取引を行います。現在は既存の取引先とのやりとりが多く、新商品の案内や販促の提案などが主な業務です。
自社商品を提案する際は、他社商品の特徴や価格なども把握した上で自社のアピールをすることが大切です。また、海外流通させる商品は各国によって輸出条件が異なる場合があります。たとえば、ヨーロッパへの輸出は乳原料の規制がある為、国内で製造している一般的なアイスクリームの輸出ができません。さらに、タイなどでは、日本の規格だと甘すぎるため、現地の市場に合わせて海外仕様の規格に変える必要も出てきます。このように海外貿易室では海外の輸出規制に則ったうえで、マーケットに合わせた商品を提案しています。

これまでに大変だったこと、またそれをどのように乗り越えたか

私の担当エリアは東アジアを除く世界一帯です。担当エリアは広いですが、海外貿易室に配属になる前は、井村屋グループの中でも担当領域の大きな関東支店に約1年半、また、中四国支店に約3年所属していました。中四国支店では、四国全域を任されていました。関東支店とは違い少人数の為、一人の裁量が大きく、業績に貢献することへの責任やプレッシャーも一層感じられましたが、その分営業の経験や知識も増え、自分自身の成長につながる機会となりました。夢中で奔走した結果、中四国支店に配属されて3年経つ頃には、四国エリアの売上が大きくなり、自信にもなりました。

仕事において心がけていること

営業職は達成したい目標に対し、自分自身でスケジュール管理をして取り組んでいくことが大事だと考えています。たとえば、1日の中で、お客様との商談がいくつかある場合は、隙間時間をうまく活用して商談に向けた競合のリサーチを行ったり、資料を準備したりしなくてはなりません。ある意味、自由な枠組みで時間の使い方を決められますが、その分、自己管理能力が必要になります。学生時代にはあまり気にしていませんでしたが、社会人になり、スケジュール管理の重要さを実感しています。自分でペースを考えながら、効率よく仕事に取り組んでいけるよう、事前にある程度の仕事の流れをイメージすることも意識しています。

今後の挑戦

現在はさまざまな国を担当していますが、今後も各国の市場を把握し、最適な商品提案を行うことで井村屋グループのブランド浸透を図っていきたいです。そのために、現地でのキャンペーンやフェアなどを積極的に展開していくつもりです。直近では、マレーシアで当社の商品を大々的に展開する「井村屋フェア」の開催が決定しています。現地のスーパーなどで当社の商品を多くの人に届けられる機会のため、取引先や現地担当者の方々と密にコミュニケーションをとってフェアを成功させたいです。将来的には海外の市場にも足を運び、実際に商品がどのように販売されているのかなども見てみたいと思います。

最後に学生へメッセージをお願いします

現地にたくさんの当社の商品が並んでいる光景を想像すると、入社前に描いていた「海外を舞台に働く」という夢が実現していることを実感できます。井村屋グループはやる気と最後までやり抜く強い意志があれば、若手でも多くのことに挑戦し、成長できる機会を与えてくれます。私の場合、英語が流暢に話せるというわけではなく今も勉強中ですが、周りの方に助けてもらいながらここまでやってこれました。いろいろなことにチャレンジしてみたい!という方はぜひ、井村屋グループで働いてほしいと思います。

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