PEOPLE
社員インタビュー

チーム連携が当社の強み
一人ひとりに寄り添い、成長できる環境
井村屋
営業・マーケティング
7~9年
2015年入社
S.O

仕事内容

マーケティング本部・関東支店の副主任として働いています。主に、関東エリアにおける肉まんやアイス、豆腐などの低温商品の営業を担当しています。関東支店は井村屋株式会社の中でも最も大きな市場を担当しています。若手人材が多く在籍していることもあり、私は通常業務に加えて、後輩の育成にも携わっています。
井村屋グループは、私自身もそうであったように仕事を覚えるのに周囲の仲間や上司からの手厚いサポートがあります。一人ひとりに寄り添い、共に考えてくれる企業風土が根付いているのです。私が後輩を育成する際は、相手の話にしっかりと耳を傾け、深い理解につながるような指導を心がけています。わからなければ、何度だって聞いてもらってかまわないというスタンスです。そうやって、誰でもいつでも相談できる環境を整え、チームとしての営業活動を推進しています。

これまでに大変だったこと、またそれをどのように乗り越えたか

現在は役職にも就き、任されることも増えてきた私ですが、じつは入社当初は、仕事が思うようにうまくいかず、つらい時期もありました。新しいことを覚えるのに苦労し、お客様とのやりとりも未熟でした。あの頃を振り返ると、社会人としての自覚が弱かったと感じています。入社してからしばらくは先輩の後ろを追いかけるだけの、指示待ち人間だったとも思います。そのため独り立ちをして担当を持ち、自分で考えなければならなくなってからは本当に大変でした。
そんな私がなぜ変われたのかというと、周囲のサポートがあったからです。商談に十分な準備ができず、お客様から厳しい叱咤をいただくこともありました。そんな私を上司は見放さず寄り添ってくれて「一緒に商談に行こうか?」と声をかけてくれたこともあります。悔しい思いをした経験が、「このままではいけない」と自分の行動を見つめ直すきっかけとなり、それ以降、自分で考えて発信することを心掛けるようになりました。その時、悩み、自らの行動を変えた経験が、今につながっていると思います。

仕事のやりがいや魅力

やはり営業ですので、売り上げ目標を達成したときはやりがいを感じます。現在は大きな市場を担当しているため、一つの商談が成功すれば、10店舗、20店舗と連鎖的に商品の導入が拡大します。それだけ数字の規模も大きくなるので、日々の努力が数字として目に見え、貢献できていると感じられることが嬉しいです。また、実際に自分自身が提案を行った商品が売り場に並んでいるのを目の当たりにすると感慨深い気持ちになります。

仕事において心がけていること

まず、商談に向けてきちんと準備をすることを徹底しています。口頭だけではなく、お客様に合わせた提案書やデータなども準備し、丁寧に案内するようにしています。加えて、商談のわずかな時間でも、私自身のパーソナルな情報やとっておきのネタなどコミュニケーションの材料となるような話題を提供し、強い印象を与えることも心がけています。お客様は1日に多くのメーカーと商談を重ねているので、私との会話を印象付けることで当社とのやりとりを覚えてもらいやすくするためです。私は、関東だけでなく、全国の営業担当とも普段からなるべく情報交換をするようにして、お客様にとって有益な情報や市場動向、トレンドなどを仕入れ、幅広く紹介するようにしています。

印象に残っているエピソード

当社の営業は、お客様から依頼をいただき、プライベートブランド(PB)の開発に携わることもあります。過去には、大手スーパーのPB商品として肉まんの開発に携わったことがあります。私自身、商品開発に関わる初めての案件だったのですが、お客様がどんな商品を求めているかヒアリングを行い、開発部とともに商品を企画する経験はとても印象に残っています。完成までに幾度となく壁が立ちはだかりましたが、自信を持てる商品を生み出し、その商品が店頭に並んでいる様子を見たときは何ともいえない達成感に満たされました。

最後に学生へメッセージをお願いします

当社では、あずきを使った商品や、肉まんあんまんの他にも、様々なカテゴリーで商品を展開していることが大きな強みです。そのすべてのカテゴリーにおいて枠や固定概念にとらわれることなく、常に挑戦を続けています。また、社内には、企画、開発、製造、流通といった様々な工程があり、どの工程にも関わる可能性があります。私もこの先、営業だけでなくさまざまな職種を経験したいと考えています。多くの選択肢があるからこそ、働きながら自分のやりたいことがどんどん見つかるので、そういった点に魅力を感じて当社を志望していただけたら嬉しいです。

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