PEOPLE
社員インタビュー

柔軟な思考を持ち、
品質向上や維持に全力で努める
井村屋
品質管理
4~6年
2018年入社
T.K

入社を決めた理由や決め手になったポイント

私は元々、将来は管理栄養士として働きたいと考えて、大学の進学先を決めました。管理栄養士になりたいと思ったのは、「食」という観点から多くの人の力になりたいと思ったからです。就職活動ではそんな想いを胸に、食品関連の業種をいくつか検討していました。井村屋グループは選考が早めだったので、ひとまず説明会に参加してみたところ、そこで先輩社員の方と1on1で話す機会があり、その方の温かな雰囲気にも惹かれ、どんどん井村屋グループへの興味や関心が膨らんでいきました。お話を伺ううちに社風が肌に合う感覚もあり、気がつけば、ここで働きたい!という気持ちが大きくなっていました。

仕事内容

私の仕事は大きく分けると2つあります。1つめは、日々生産される製品の品質管理です。私は菓子工場を担当しており、製品がきちんとした工程を経て生産されているか工場内を巡視したり、現場の方とコミュニケーションをとりながら品質向上への取り組みをサポートしています。もう1つは、お客様からお申し出いただいた不具合品の確認、原因追究です。不具合品のお申し出があると、まずは現品確認をして起きた事象の分析を行います。例えば、商品の袋が破れていた場合、破損の仕方を見て、生産過程で問題がなかったか、工場の方と仮説検証を行います。不具合品の原因追究をした後は、きちんと改善対策を検討し、同じような問題が起こらないように努めることも品質管理部の責務です。

仕事のやりがいや魅力

品質管理部は、商品のクオリティを守るうえで欠かせない部署です。一つの商品が開発され日々生産される過程において、品質面から縁の下の力持ち的に様々な部署を支える役目を果たします。以前、1年間のみ「お客様相談ルーム」という部門に在籍したことがあります。そこでは、お客様から直接いただく、商品の問い合わせや不具合品に関する相談の受付対応を行いました。実際に、品質管理部に寄せられるご意見やご感想を直にお伺いした経験があるからこそ、品質管理部の職務についての責任感が一層増した気がしています。日々の改善・改良の積み重ねが、お客様の期待を裏切らない商品を提供し続けることにつながると感じています。

仕事において心がけていること

私たちは品質を担保するために、さまざまな部署との連携が必要です。その際、一方的な主張をするのではなく、相手の立場を考えた配慮や伝え方を意識しています。例えば、原料管理で、新たに記録を残す必要がある場合、実際に作業する方にとっては工程が増える為、現場での作業効率と相反してしまいます。このように何か依頼をするときは、相手の意見に耳を傾け、納得したうえで聞き入れてもらえるような対話を心がけています。また、毎日工場を巡視する際など、日頃から何気ないことでコミュニケーションをとっていることが重要だと思います。

今後の挑戦

私たちの仕事では、手順をわかりやすく可視化する力や、起きた問題に対して粘り強く原因を追究する力が求められます。品質の向上や維持に関する取り組みに限りはなく、想定外の事象に対しても常に柔軟な思考をもって対応していかなければなりません。私はその点で、自分の考えやアイデアをもとに実行していく力が、まだ不足しています。今後、さらに経験を重ねながら、自ら意見を発信すると共に、実行力を高めていきたいです。また、「お客様相談ルーム」のようにお客様と直接関わりを持てるような仕事にも再度携わりたいとも考えています。そのようなジョブローテーションも実現しやすいため、いろいろな経験を積んで自分自身のスキルアップにつなげたいと思います。

最後に学生へメッセージをお願いします

私は就活当初に感じた井村屋グループの雰囲気の良さが、最終的な入社の決め手となりました。その決断は今も間違いではなかったと胸を張っていえます。自分から人に話しかけることや人前で発表をすることが苦手な人でも皆が優しく受け入れてくれます。人間関係の風通しの良さを大切にしているなら、ここで働いて良かった!ときっと思えます。

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